8/10、政権交代の最初の一歩になるか?!
8月10日に国民民主党の両院議員総会があります。その場で玉木代表は立憲民主党と統一会派を組む決断をするでしょう。
しかし、本当に統一会派ができるの?と怪しむ向きもあります。
下記は立憲民主党枝野代表の提案全文です。
統一会派を阻むハードルはありますが、決して高いものではありません。
1.会派の名前
はっきり言って、どうでも良い。調べてみると、国民民主党の参議院での会派名「国民民主党・新緑風会」の「新緑風会」には歴史があるようなので、使ってあげてください。
2.政策
立憲民主党の政策を全部飲めとは言っていない。「ご理解ご協力いただきたい」と言っています。素直にこの文言通り、ご理解ご協力すれば良いのでは?一緒の党に今すぐなるわけではないのですから(とは言っても、年内の党どうしの合流は考えているでしょう)。「NHKから国民を守る党」の参議院の会派「みんなの党」は、法案への賛否は議員独自の判断で決めるそうですよ。
3.衆院のみならず参院でも統一会派を組む
これは国民民主党の逆提案ですが、党内事情もあるでしょうが、極めて真っ当な提案です。衆参一緒の会派になることで、野党結集のカタチを有権者に見せることができます。国民民主党と立憲民主党の参議院議員は仲が悪いそうですが、元々同じ党にいたのですから、何とかなります。
後は枝野代表、玉木代表の決断次第!
困ったときにはこの方の力を借りましょう!
まさに百戦錬磨!寝技は苦手ですが、ダイナミックな仕掛けにはこの人の右に出るものはいません(最近成功率は低いですが…)。
統一会派結成、その先の党の合併に小沢一郎の力は必要です。
今回の統一会派結成の動きには「れいわ新選組」の存在があります。
かつての日本新党は参議院選挙の比例区で3,617,235票 (7.73%)を獲得し、次の衆議院選挙で57人を擁立、35人が当選しました。
れいわ新選組は今回の参議院選挙の比例区で2,280,252票(4.6%)を獲得し、次の衆議院選挙には100人を擁立するとぶち上げています。
当時の衆議院選挙は中選挙区制、今は小選挙区比例代表並立制ですので、一概に比べられませんが、れいわ新選組単独で選挙をしたとしても、日本新党と同じ35人くらいは当選するでしょう。
しかし、政権交代を狙うなら野党全体の共闘が不可欠です。れいわ新選組の山本太郎代表との交渉には小沢さんが適任です。
枝野さん、玉木さんには小沢さんを使いこなしてもらいたい、そういう器の大きい政治家になって欲しいですね。